2010年8月30日月曜日

今日は久しぶりに朝から暑い!
むっとした熱風が吹きます。
午後から夫と義弟が子供達3人を連れてCNEという2週間だけの移動遊園地のようなところへ出かけて行きました。

ゆっくりしたら?と優しいことを言っていましたが、そんな事言われたら…落ち着きません。
こういう時こそ掃除です。
でもまずはここ数日間食べたくて仕方なかったドーナッツを買いにTim Hortonsまで長男の自転車で走ります。
1個くださいっていうのも淋しいので、2個。
汗だくになりながら、通り道にある図書館へ寄ります。
日本語の絵本をどっさり借りて帰ってきました。

さて、掃除は「爆音をたてる、小回りのきかない、鉛のように重い」掃除機は使いません。
ほうきとちりとりで床をはくと砂がたくさん。
小さなバスルームですが、掃除は苦手です。
でも明日から4日ほどまた留守にするのでキレイにしておかないと…

シャワーに入ってサッパリして、ドーナツ食べて、旅行の準備です。
明日アメリカのミシガン州の友人を訪ねに行きます。
その後エリー湖にあるピーリーという場所へ行き夏休みも終わりになります。
新学期は7日の火曜日からです。




湖の砂浜

カナダもアメリカもほとんどのハイウェイは料金がかかりません。
うれしいことです。
この夏経験した5500kmの道のりは、日本列島を2回縦断できてしまう程の距離だと気付きました。
途中「有料道路」もあったのですが、料金は$1.75とか¢75なんていうのもあり、長い距離を走っても$10程でした。
なので有料道路の料金は全部合わせても$20(1800円ほど)くらいだったんじゃないでしょうか。

トロント周辺は交通量が東京の首都高並みに多いのですが、それを避ければ観光地への道も渋滞がおこることはあまりないようです。
なのでいろいろなところへ行きたくなります。

8月最後の日曜日、オンタリオ湖沿いに東の方へ行くとPictonという小さな町がありその先にキレイなビーチがあるというのでお昼前になっていましたが、出発しました。
片道約230km、3時間弱。
それでもまだ同じオンタリオ湖、さすが五大湖の一つ、大きいです。

向こうに湖が見えてきました。
こんなところに夏の間住んでみたいです。

きれいな砂浜で波も少々あって、はるか彼方まで青い水となればまるで海です。
塩水ではないのでベタつかないのと、潮の満ち干きがないことが違いでしょうか。

私が子供の頃は太平洋に面した九十九里浜へ夏は遊びに行っていました。
九十九里のあの突然足を引かれるような強い流れ「離岸流」がなく、穏やかな波の湖は子供を遊ばせていてもさほど心配いらないのでうれしいのですが、こんなに大きな湖でもやはり水質が気になります。
沿岸の工業地帯も気になるし、雨が続いた後の湖水のバクテリアの量はかなり増えるということで穏やかないい天気の日でも赤旗が出ていることがあります。
こんなに透き通ってキレイなんですけどねー。
でも帰ってから子供達の水着を見てビックリ。
緑色のコケ、藻?がたくさんくっついていました。

2010年8月28日土曜日

エルビスとの再会

今日の土曜日もBrick Works、マーケットへ行ってきました。
すぐ横にはこんな池があり亀や魚が泳いでいます。
細ーい青色のキレイなトンボみたいな昆虫も飛んでいて、でも細すぎてピントが合わず写真がとれませんでした。
遠くの木々はすでに黄色っぽく色付いてきているように見えます。

その後はトロントBUSKER Fest、バスクフェスティバルを見に行ってきました。
夏のトロントはこういったフェスティバルが街のあちこちでありにぎやかです。
buskerというのは大道芸人のことで、この夏私達はオタワを始めモントリオール、ケベックと行く先々でちょっとした休憩にストリートパフォーマーの芸を楽しんだのでした。


RCMP、ロイヤルカナディアンマウンテッドポリスはこのような伝統的なユニフォームで馬の上に乗り、パトロールをしています。(この人は箱だけど・・・)

チョークアーティスト。
チップを入れるバケツがいくつも置いてあり、$2~お財布まるごとまで金額も決まっているみたい・・・
我が家の子供達はクォーター、¢25を握りしめてどこに入れたもんか困ってます・・・



日本人の参加者。
5個の車輪の一輪車を乗りこなすワールドチャンピオンで、普段は日本を拠点に活動しているそうです。
日なたで暑い中汗だくになって頑張ってました。
成功して終わった後に「上手でしたね!」と声をかけたら、熱中症気味だと話してくれました。
そういえば今日は久しぶりに暑かったー。

犬の人形で腹話術。
娘は子供広場で粘土細工。
あっという間にパフォーマーを作り上げました。

日差しが強い、暑い!

そして全身銀色のエルビスがいました。
オタワに行ったときにやはり全身銀色のエルビスがいて、じーっと台の上でポーズを決めていました。
そのときのエピソードは、次男がバケツにコインを入れに行くとその中にたくさんあったお金がうらやましくなり、エルビスがポーズを決めている間にそのバケツをそっと持ち去ろうとふざけたマネをしたのです。(冗談だよ~と次男)
もちろん気がついたエルビスは怒らずにキメポーズの人差し指を指してニヤッと笑ってくれました。
そして一緒に写真を撮ってくれました。

このエルビス、オタワのときのエルビスかな~と近くに行ってみると、次男と娘が「あ、あの時と同じバケツだよ!」とチップを入れるバケツに気がつきました。
次男が近づいて行きオタワでもパフォーマンスをしていたか聞くと、していたとのことです。
そして「覚えてる?」と聞くと、ニヤッと笑って覚えてると言ってくれたそうです。

あんまり暑いのでミネラルウォーターを1本買って戻り、次男があげに行くと一気飲みを披露してくれました。


ちょっとうれしそうな次男でした。

2010年8月27日金曜日

今も変わらず…

スカーボローという隣町に夫が高校生の頃住んでいました。
その頃よく友達とつるんでいたところが、Johnny's Hamburgers。
学校は違ったけどカナダ出身のコメディアン、マイクマイヤーズもここによく来ていたそうです。

懐かしいハンバーガー屋さんは同じたたずまいで規模を大きくするでもなく、そしてたぶん今も同じ家族が経営してるんだろうなぁと焼きあがるのを待っている間つぶやきます。
後は好きな野菜を選んで、ケチャップとマスタードのせてもらって、という普通のハンバーガーですが、美味しかった。

オースティン・パワーズ マイク・マイヤーズ

マイクマイヤーズといえば、お知らせするのも・・・というくだらない映画ですが、元気がないときはこれに限ります。

ウェインズ・ワールド スペシャル・エディション マイク・マイヤーズ ダナ・カーヴィ
これが元祖、くだらないおたく映画。

夏休みの宿題

次男の夏休みの宿題、工作が残っています。
何を作りたいのか聞いてみると、船を作りたいとのこと。

なんでも1$(くらい)の「ダラーストア」へ材料のポプシクルスティックを買いに行きます。
アイスキャンディーを食べ終わった後に残る木の棒がポプシクルスティックです。
あの棒が工作用で束になって売っているはずですが見つかりません。
仕方ないので家に戻り、裏庭から棒切れを広い集めます。

そうだ船に木の実をたくさん乗せよう~!と車で5分の公園までドングリなどを拾い集めに行きます。


今日は涼しくて、木陰に入って風を感じると少々ブルッとします。気温23度くらい。


木の上のチップモンクに気がついた娘が、拾ったドングリを見せてチッチッチと呼びます。
「片足が胸にあって「ぼくにですかぁ?」という感じだね~」と娘。

結局、裏庭の小枝と公園の木の実で夏休みの工作の船完成。
その名も「しぜんごう」。材料費$0.

ついでに「ダラーストア」で大量に陳列され始めたハロウィン用のデコレーションを一つ。
こんなクモの巣くっつけなくても十分ハロウィンぽい家だよねーと子供達。

8月も半ばを過ぎたあたり、旅から戻った頃にはすでにハロウィンのコスチュームやデコレーションが売られ始めていました。
雑誌の表紙もハロウィンです。
もうすぐブログを更新するのが楽しくなるような季節になります。

そして今日もまたキツツキが来ていました。
コンコンコン・・・とつついてますけど、虫がいるのかしらん。

2010年8月23日月曜日

マーケット~Brick Works 

「今Brick Worksは地元オンタリオで採れた野菜で一杯よ!」とマーケット好きの義姉さんが言うので昔レンガ工場だったEvergreen Brick Worksへ一緒に行ってきました。
英語でShiitake Mushroom、シイタケがたくさん売っていたので買います。
BBQしてしょう油をたらすと美味しいんだけどー。
BBQの道具はウチにはありません。

いろんな種類のプラムや生プルーンを買ったら、義姉さんがカゴ一杯のピーチをくれました。
こちらのピーチは小ぶりです。
皮むくの面倒だな、とつぶやいたら皮ごと食べんのよと一言。
オーガニックでマーケットに持ってくる直前に収穫した、熟した旬の果物は美味しい!

帰り道大きな蜂の巣発見。

これも義姉さんが一袋ドサっと置いていったにんじん。
にんじんやスイカの産地で育った私にとっては、これは?というお品。
でもオーガニック好きの彼女がおいしいんだからというので皮むけるものはむいて、それ以外は洗っただけでゆでました。

子供も夫も美味しいと言うのだから、ちゃんとテーブルに出してよかった。

2010年8月21日土曜日

おまけ


帰宅後の今日21日、夫がネットでニュースビデオを見ていました。
ウチがこうなっていたかも・・・と笑っていますが。

手配中の盗難車発見、とパトカーが一台の車をハイウェイで止めますが、中から一人ずつ出てくるのはただの旅行中の家族。
かわいそう~、一人ずつ離れてうつ伏せに寝かされて手錠まではめられている様子。
その間にもパトカーの数は5台、6台と増えていきます。

後で人違い(車違い?)だったとわかったようですけどー・・・

何事もなく家に帰ってこられて良かったー。

On the Road

「旅を続けたいよ」と子供達。
そろそろ日本語補習校の宿題にとりかからないと終わらないよ~。
朝9時半ころにワシントンを出発して北上します。
夕方6時半ころにアメリカ側のナイアガラの滝近く、バッファローに到着。
オンタリオ湖の向こうにはトロントが待っています。

初めてのアメリカ側からのナイアガラの滝を間近に見て、晩ご飯を食べて駐車場で歯をみがき、車に乗り込みます。
少し前から稲妻が光り、怪しい雲行きの空だと思っていたら・・・
国境がある「レインボーブリッジ」を渡りだしたまさにその瞬間、ダーッというすごい雨が降り出しワイパーもきかない状態でカナダに入りました。

トロントのダウンタウンを通り過ぎるのですが、「久しぶりー」とか、「懐かしー」とかいうのではなく、次の街に到着~という感じです。

おまけに夜10時半を過ぎても家の近くのハイウェイは渋滞に近い混み具合で驚きます。
今までこんな夜遅くに帰ったことないので・・・

夜11時、家に到着。
あまりのカビ臭さに驚き、一気に現実の生活に戻ります。
そうだったー、築50年。
今まで見てきた築100年級の古い石造りの方が状態が良い建物に思えます・・・

翌日は少ない窓を全部開けて、玄関と裏口を開けて一日中換気をしますが、強烈なカビ臭はなかなかとれません。
真夏に3週間も家を開けるもんじゃないな~と思いました。

走行距離 5560km
通った州も数えました。
「カナダ」 オンタリオ州、ケベック州、ニューブランズウィック州、プリンスエドワードアイランド州
「アメリカ」 メイン州、ニューハンプシャー州、マサチューセッツ州、コネティカット州、ニューヨーク州、ニュージャージー州、デラウェア州、メリーランド州、ワシントンD.C.、ヴァージニア州、ペンシルバニア州 合わせて15州!

さて明日から毎日納豆ご飯よ~と言いたいところですが、納豆は近所では売ってないし結構高いので、Kraftご飯です。
Package Sizes

今回の旅行はトロント滞在が決まったときから楽しみに計画していました。
日本から遠い東海岸なのでなかなか行けないなと思っていましたが、この数年旅行らしい旅行もせず待った甲斐がありました。

2010年8月20日金曜日

自然史博物館

ところでスミソニアンは入場無料です。
そして空いています。
こんな博物館群が近くにあったらどんなに楽しいでしょう~。
娘は早々に自然史博物館の方へ行きたがります。
ヴァージニア州のダラス空港近くの航空宇宙博物館を出てワシントンに戻ります。
今まで一体いくつの州を通ったのでしょう???
後で数えます。
自然史博物館、到着。
どの博物館も入り口で持ち物検査と金属探知機のゲートをくぐります。

数々の化石。
英語の名前が全くわかりません。

角が立った状態の化石~、すごいなぁと娘。

なかにはこの大きなアンモナイトのような、さわり放題の化石も展示されています。
「Please touch!」のサインを見つけるとうれしくなります。


まるで本物みたいなスゴイ目つきのライオンに、こんなに間近でにらまれると恐くなります。

くじらは宙を飛び・・・
T-REXは骨だけだけど、動き出しそうで・・・

「トリケラトプス」次男が教えてくれました。

そして44.52カラットのホープダイアモンド。
いろいろな持ち主のエピソードがあるみたいですが、あんまり大きくて・・・
キレイというより立派だな、という感想です。

他にもミイラがありましたが、ちょっと恐くて写真を撮れませんでしたー。
水牛のミイラなんかすごく大きくて、ぐるぐる巻かれた包帯ににじんでいる茶色っぽい色がなんとも・・・
午後7時半の閉館時間になり、あわてて博物館を後にしました。

よく「一日では回りきれない」と言われるスミソニアンですが、全部の博物館や美術館をまわるのは無理だけど、一つ一つは数時間あれば見ることができます。
今度はいつになるかわかりませんが、他の美術館や博物館も見てみたいです。
そして辞書を持って行き、展示案内をじっくりと読んでみたいです。


スミソニアン

ホワイトハウスや議会議事堂にモニュメント、フォレストガンプが飛び込んでざぶざぶ歩いたリフレクティングプールも実際に見られて感動しましたが、ずっと前から行きたかったのはスミソニアン博物館です。いくつもの美術館、動物園、博物館がありそのなかでも航空宇宙博物館と自然史博物館へ行こうと決めました。
昨日夕方駆け込んだワシントンD.C.にある航空宇宙博物館は天井が高くて、ロケット、ミサイルなどが並び圧倒されました。

子供達は小さな頃から地元にある航空科学博物館が大好きでしたが、さすがの迫力に圧倒されます。

天井ぎりぎりまでのびるロケット。

さすがに疲れがたまってきたのでワシントンでもう1泊することにし、こんな自由な旅は二度とできないだろうな~と思いながら、2日目は思い切ってダラス空港の方にあるもう一つの航空宇宙博物館まで行くことにしました。
あいにくの雨だし、今日はもう歩けなーい・・・と一同車に乗り込みます。
ダラス空港のすぐ近く、大きなハンガーが博物館です。
ワシントンの博物館には納まらなかったスペースシャトルやコンコルドも展示されています。
こんなスゴイの、空港近くでないと運べないですもんねー・・・

はいって真正面遠くに見えたのがスペースシャトル・エンタープライズ。
実際に宇宙には行かなかったけど、テスト飛行に使われたそうです。
かっこいい!
巨大です。

天井からもいろんな向きで下げられたり、すごい量です。


これがB-29、エノラ ゲイ。
展示を決めた際にもめたそうですが、結局原爆に関する展示は一切なしです。


コンコルドは上から見ると美しいー!