2010年11月19日金曜日

クギは出ないと

19日は学校の授業がなく担任の先生と個人面談をする日でした。
中学生の長男は木曜日の夜、長女と次男の分は翌日面談を済ませてきました。

先生達はみな言います。

何か不都合なことや要望があったら言って頂戴。
心地良く学校にこられることは大切だから。
人種に関することや、ESLの生徒だからということでのからかいなど許されることではないからねと自らアフリカ系、アジア系の先生達は強く言います。

生徒の多くが2ヶ国語、3ヶ国語を話す家庭の中、我が家のように日本語・英語は珍しいことではありません。それが我が家の子供達にとっても馴染みやすいようです。


娘の同級生は9月から教えてくれている音楽の先生が、5年生の私達を子ども扱いして子供っぽい手遊び歌などをするのがいやだから、もっと年相応に扱って欲しいと音楽の先生に直訴しに行ったそうです。
そしてその音楽の先生に、授業中一生懸命手を挙げてもまだ一度も指してもらってないと嘆く娘が自分では言えないというので、ついでに会いに行きました。
「言葉の心配はいらないですよ、授業は理解しているはずですから挙手したら娘のことも指してください」と夫は伝えました。

ここでは「出ないクギ」は忘れられるからね、と夫。
今度は自分で解決できるようになればいいのですが。


そして土曜日は日本語補習校の作文発表会でした。
3人の子供達のクラスを順々に見て行き、いろんな子供達の作文を聞かせてもらいました。

人前で読むのは緊張するだろうに、少々英語のアクセントが入りながら文字を追いかけ一生懸命読む子やなんだか笑いが止まらなくなってしまった子などかわいらしかったです。

中には日本から来てまだ数ヶ月という子は親友からもらった写真立てや手紙が心の励みになっていて、まだ慣れることが出来ない現地校での英語の生活を頑張っているということでした。



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