2010年10月31日日曜日

ハロウィーン

今朝、なんと雪が降り始めました。
雪混じりの冷たい冷たいみぞれが降っていますが、玄関前の枯葉をはいて親玉パンプキンを外に出して準備完了。
テレビの「トリック・オア・トリート予報」では夕方2度。
その後は-2度。



そんな中、どうしてもナイアガラ断層の方へもう一度、冬が来る前に行ってみたかったのでBadlandsへ行ってみました。
本当はBruce Trailというトレイルをしばらく歩くと見られる、ちょっと変わった景色があるところまで行きたかったのですが、家を出るのが遅くなってしまったのと準備不足と寒さで断念。
途中粉雪が舞う中、今日は枯れ木をバックに奇妙な赤い地面に薄緑の模様が入ったバッドランズです。


さて夕方、パンプキンにキャンドルを灯し、夫の弟夫婦や姉さんがピザやカップケーキを持って来てくれ、それらを皆で平らげるとメイクをしたパイレーツとバンパイアが「まだ?」を連発します。


6時を過ぎて一人目の訪問者がベルを鳴らしました。
ドアの外には次男の同級生。
モンスターのつもりらしいのですが、顔には日本の赤鬼の面。
後は夫の姉弟にまかせて、それを合図に我が家も家を出ます。


「trick or treat?」
「thank you! Happy Halloween!」

途中いろんな子供達のグループと合流したり、すれ違ったり、学校の友達とも会います。

次々に家々を訪問していき、時にはおばあちゃんがドアを開けてくれて、「あんたは海賊、でそっちのあんたは?」みたいに聞いてきます。
お年寄りもハロウィンを楽しんでいるのがうれしいです。


こんな寒さの中ですが、一緒に歩く大人たちもフットボール選手だったり魔女だったり。
いつもは人気の無い夜の通りが大賑わいです。





カメラのフラッシュに浮かび上がったのがきれいに紅葉したもみじ。

飲みすぎパンプキン。
もう、寒さで
手もかじかんで、凍えそう。

どう思います???
一晩でこれだけ集めちゃうのです。
一人分です。
ちなみに次男の174個、3人とも帰ってくる早々数を数えるあたりが…
ご存知の方もいると思いますが、我が家は子供達にそんなにお菓子をあげない地味な家庭です。

明日から毎日学校に持って行くスナック、ここから好きなの選んで持って行っていいわヨと言うと娘は、「これはまるで森クマ(以前住んでいた近くにあった駄菓子やさん)に行ってなんでも好きな物買って食べていいですよって言われているみたい、夢のような出来事だ」と興奮気味に表現しています。

1年分のおやつのサプライを手にした子供達。
上のライスクリスピースが一つだけ入っていました。
これが次男の一番うれしいお菓子だそうです。


2010年10月30日土曜日

見物ドライブ

公共交通機関のトロント トランジット コミッション(TTC)の車庫として使われていた場所が、今は多目的スペースとして使われています。
今でもその名残で大きな番号が下がっています。

毎週土曜日、ファーマーズマーケットが開かれています。
外にたくさんのお店が並んでいましたが、今日はとても寒くて凍えそうでした。
来週からマーケットが建物内の方へ移るからと言われましたが、売っている人達も本当に寒そう…。

Wychwood Barns
これは先週、すでにお昼でマーケットは終了していたとき。

こういったマーケットではオーガニックの野菜やパン、フリーレンジで育てた肉などを売っているお店が多いのですが、皆いいカオしているなぁと思いました。
美男美女というのではなくて、なんというか、ステキな感じの人達が多いのです。
いわゆる「スローライフ」的な生活を送っているからかしら。(勝手な想像ですがー)

そしてこちらは昔からある高級住宅街。
ウチを含め、家々を見にドライブしにくる人が多いのか、閑静な住宅街に交通渋滞が…

よく見ると、枯葉の中に墓標が~ 木にガイコツが~
「この高級住宅街へトリック オア トリートをしに来ようよ」と子供達。
高級なキャンディーがもらえるのではないかと企んでいるようですが、郊外の我が家の近くを回ることで十分。

大きなおばけもいるし、ガイコツのついてるドアをノックするのは勇気がいりそう。

最近あちこち「事件現場、立ち入り禁止」になっています。

中途半端な格好の吸血鬼。
通りがかると棺桶から出てこようと起き上がり…

いよいよ明日はハロウィン。
夜暗くなり始めたら、出発!

あすも晴れることを願っています。
(贅沢ですが、出来れば暖かく…)


2010年10月29日金曜日

一足早くハロウィン

小学校のハロウィン・パレードを見てきました。
いつもの年は学校裏の大きな公園の緑道から表通りへ出ていき、ぐるりと歩道を歩いて学校へ戻ってくるという1km程の距離をパレードするそうです。
行きかう車のドライバーはクラクションを鳴らし、通行人や家の中からお年寄りたちが手を振ったりしてとても楽しいそうです。

しかし今日はお天気ですが冷たい風がふき寒いので、多くの妖精たちや姫たちが凍えてしまうといけないと、体育館内でパレード。

先生達もとてもかわいい、まるで魔女の学校です。





私が密かにスーパーマムと慕っている娘のお友達のママは自分の娘を見事なカカシに仕立て上げました。

そして息子の一人はミイラ。
でもまだ幼稚園生のせいか疲れて横たわる姿が本当にミイラみたい。
もう一人の息子はマッドサイエンティスト。
ちょっとアインシュタイン風の髪に、白衣を着ていろんなものがポケットからのぞいている・・・
お見事でした。



そしてバンパイアになった娘、このスーパーマムからお借りしたパイレーツの衣装を着た次男。
長男はもうコスチュームは着ないかと思ったのですが、中学校のダンスパーティーへ参加してみるというので$3の前売りチケットを買い、1ドルストアで用意したドクロ模様のネクタイにケープでドラキュラ伯爵に。


ところでこれは先日カービングしたパンプキンの種をフライパンで乾煎りしたもの。
オーブンで焼くとカリッと美味しくなると聞いたのですが、フライパンで煎ったせいでしょうかね…


そして今日は
子供達に特別にジャンク・スナックを持たせてあげました。
ハロウィンカラーのジェリービーンズとみみず風グミ。

それとは別に次男と娘のクラスではパーティーをするというので、クラス分のジュースとチップスを持たせました。

結局3人ともたくさんのキャンディーやグミ、クッキーなどのお菓子をもらって帰ってきました。



2010年10月27日水曜日

オレンジ色

街がオレンジ色に染まっています。
枯葉の色と、玄関前や店先に大小さまざまなパンプキンがならべてあり、お店のショーウィンドウもハロウィンのデコレーションです。

2週間ほど前、友人がアップタウンにある高層ビルの上の方の階から外を眺める機会があったそうです。
そこからの眺めは素晴らしい紅葉の景色だったそうで、トロントには木がたくさんあり自然の中にある街だということを改めて思ったそうです。

今週の日曜日はハロウィン。

我が家の並びはお年寄りが多いのですが、別の通りへ入れば子供のいる家庭も多いのでキャンディーを二箱用意。
大きなパンプキンも買いました。

金曜日、小学校ではお昼の後にパレードをするのでコステュームを用意していってもいいのです。
各家庭の習慣や宗教上ハロウィンをしないという家もあるのでもちろん着たければ、ということですが子供どうしで何になるのかの話で盛り上がるようで、親達も家の周りをデコレーションしたりキャンディーを買いに行ったりと準備で楽しそうです。
次男はペパロニピザか歯になりたいと言いますが、そんなコステュームあるのかどうか…

そしてハロウィンの夜は、家の周りにパンプキンが並んでいたりデコレーションがしてあって、電気が付いているお宅はトリック・オア・トリートしてもいいのよというので、今から楽しみです。
逆に家に用意してあるキャンディーが無くなっちゃったら、玄関などの電気を消して真っ暗にしちゃえばいいということで。

夜になり夫と子供達でパンプキンをカービングして、ジャック オ ランタンになりました。
もちろん皆日曜日はお天気になることを願っています。


外遊びガイドライン


学校に貼ってあるお天気に関するガイドライン。

「気温、体感温度が-28度より低い場合は休み時間を室内で過ごすこと。
-20度から-28度の場合は外遊びが10分、ランチ休憩が20分まで。
いずれにしても子供達をよく観察して凍傷、呼吸困難などの徴候に注意すること。」

と、こんな風なことが書いてあります。

通常、授業が終わると教室から出されて教室のドアにはカギがかけられ、休み時間は外で過ごす、ランチは体育館で食べて、そして外で遊びなさいという約束のようです。
なので冬にはランチを家に帰って食べる子供が他の季節より増えるそうです。

そこまで寒くなることはあまり無いとのことですが、一体どんなものなのか今からワクワクします。 


2010年10月26日火曜日

枯葉

昨日から暖かい風が吹き、今日は気温が18度まで上がりました。
夜にかけて荒れた天気になるという予報です。

これは裏庭の枯葉です。
メープルの木の下はきれいな黄色のカーペットです。
風がふくと木の枝からこの葉っぱがひらひらと落ちてくるので、ついついぼぅっと眺めてしまいます。
これを熊手で集めるか、放っておくか…


前庭は別の巨木があり細かな葉がたくさん落ちてきます。
どの家も前庭にいろいろな種類の大きな木があるので、通りはいろいろな枯葉が舞っています。
すてきな季節だなーと、枯葉の中を歩きながら思います。
無駄だと思いつつ、車止めの辺りの枯葉を集めました。

裏庭の古いデッキが取り除かれました。
崩れそうなデッキの屋根がなくなった後に見えたのは、雨どいに積もった枯葉の中に育ち始めている小さなメープルの苗。
かわいいけど、はしごを探さないと…


2010年10月23日土曜日

venison

土曜日です。
車に自転車を積んでBrick Worksまで行きました。

遠くからでも見える、目印のような真っ黄色のデイジーが窓から。



自立式の塔では最近まで世界一高かったCNタワーが遠くに見えます。


枯葉の「カーペット」

夏だけだと思っていたファーマーズマーケットがまだ開いていました。
白いスイカ。
味見をしてみたら甘いけど、薄い味。


「Venison」と書いた看板が目にとまります。
鹿の肉です。
野生ではなく放牧で育った鹿だそうです。

美味しいのよ、とお店のおばさんが言うので料理の仕方を聞き、一番小さな塊り$13.を買いました。
赤身の肉で脂分が無いから熱したフライパンで表面をジュッと焼き付けてから中に火を通してね、とそれだけです。

結構な厚みがあり、立派なステーキ肉です。

言われたとおり焼いている時にいい匂いがしてきて、食べてみると特に癖の無いお肉でした。
次男は「噛んでも噛んでも飲み込めないよォ」と言い、
娘は「鹿!?」と一瞬の拒絶の後、牛、鳥、豚だって・・・という私達の説得で食べ始め、
長男は「一人分、これだけ?」と5分の1の量をあっという間に食べてしまいました。