2010年9月5日日曜日

Pt.Pelee

義姉さんと合流するため次の目的地、カナダのPt.Peleeピーリー国立公園へ向かいます。
今度はデトロイトから橋を渡ってカナダのウィンザーへ入ります。

ウィンザーの川岸の公園からアメリカ側を見ると、あのGMのルネサンスセンターがそびえ立つのが見えます。

ウィンザーから南東へどこまでも平坦なところをいきます。
冬でも比較的に暖かいところだそうです。
そしてトマトの産地ということで、リーミントンの町にはトマトケチャップの「ハインツ」の工場がありました。

工場の煙突にHeinzの文字を見つけたとたん、あたり一面トマトのにおい!
おまけに真っ赤なトマトをあふれんばかりに山積みした巨大トラックが目の前の交差点を横切っていきます。
そうかー、ここへむかう途中ハイウェイに時々赤くて丸いものがつぶれたり転がったりしていたのはトマトだったんだな。

リーミントンの町を過ぎるとPt.Peleeへ到着。
どうしてもここへ連れて来たかったと、義姉が初夏の頃から言い続けていた場所です。
エリー湖へ三角形状に飛び出したポイント・ピーリーはカナダ本土の最南端です。
そして寒くなる前にメキシコへ渡る黒とオレンジ色の模様のモナークバタフライが集まる場所です。
確かこの蝶には毒があるので鳥も食べないとか・・・メキシコへ渡ると、ある種類の木に大量に鈴なりにくっつき越冬をするという・・・いづれにしても私はイモムシや蝶類は苦手なので年間通して暖かい気候のピーリーでガや毛虫に遭遇して参りました。

上の写真は「風力発電の巨大な風車建設に反対」というサインです。
渡り鳥の重要な通り道でもあるピーリーです。


夕方近くでしたが、あまりにも穏やかな湖面だったので、夫と長男でレンタルカヤックを楽しみます。

ローマや北カリフォルニアと同じ北緯42度

翌日はなんと北上してきているハリケーンの影響で昨日の静かな湖とはうって変わり大荒れの空模様。でも午後には雨もやんだので国立公園内に入ります。
岬の西側は荒れ狂う波しぶきですが、東側は風はあるけど静かな湖面です。

ビーチには打ち上げられた小魚がはねていて、次男は一つ一つつまんで湖に帰そうとしますがすごい量なので追いつきません。
そのうち落ちている小石に縞模様が浮き出ていて博物館で見た化石みたいだと拾い集め始め・・・

大きな魚だ!とお昼ごはんのパンをかじりながらつかみあげました。
アラ、次男はいつから魚なんかつかめるようになったのでしょう?

空は晴れてきました。
でも荒い波はおさまりません。

湖には潮流はないと思っていたのですが、三角に飛び出した地形のため複雑で危険な流れができるようです。
泳がずとも足を水に入れて遊んでいるうちに引き込まれて、過去に何人も亡くなっているそうです。

昨日と同じお店でレンタルカヤックを1台借りて車に積んできました。
水草が生えている湿地の中をカヤックに子供一人ずつ乗せて行きますが、風が強いため湿地帯を出るのはやめました。


広大な湿地帯の中をボードウォークが続きます。
次男は小さなヘビを見つけて大喜びです。
結局夕方まで遊んでいたのでこの後のハイウェイの渋滞を考えるとトロントまでは通常の倍の時間がかかりそうだということで、途中のセント・トーマスという町で1泊することにします。

翌朝はあまりの寒さに、ジャケットを持ってきて良かった~と着込みます。
町を歩く観光客も秋というより冬の格好に近いような・・・
セント・トーマスから20分のエリー湖岸、ポート・スタンリーという小さな港町へ寄ってみます。

今度は巨大な岩に貝殻の化石だよ!と子供達は大騒ぎ。
なんだかこんなにゴロゴロと化石があると何でもないものに思えてきます。

帰りは採れたて野菜を買って帰ります。
まだハロウィンには早いかな~、とうもろこし6つで$2.5!
ピーチとラズベリーとプルーン、黄色と赤色のプチトマト・・・
夕方にはトロントに着きました。
早速とうもろこしをゆでます。
季節がもう遅いかなと思いましたが、甘くておいしかった。
トロントも寒い!
気温15度です・・・

1 件のコメント:

  1. Hester,
    You're very welcome!
    Thank you for the great vacation!
    ばるめろ

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