2010年8月4日水曜日

ボンジュール!

ケベックに到着です。
モントリオールより古いケベック・シティ。
私のフランス語もボンジュール!メルシー!だけ板につき、その一言を発したとたん早口のフランス語で切り返されてあせるようになりました。

まずは、シャトーフォンテナックホテル 1893年開業だそうです。

旧市街地の丘の上から見た景色。屋根がすてきだったのでー。

ノートルダム聖堂
ケベックで一番古い家がフレンチカナディアン料理のレストラン。30年ほど前に夫が家族で来たそうです。
そのころも今も経営は同じ家族で行ってきているとのこと。
レストランでもお店でも移り変わりが早い中、がんばっているのだと思いました。

そのレストランで、ケベックの名物料理といえばこのPoutine。
そんな由緒ある建物で初めてのプーティン。
フレンチフライにグレービーソースがかかり、チーズがゴロゴロとかたまりでのってます。
意外にしつこくないグレービーソースで・・・食べ物のレポートがうまくできません~。

これはおいしい!
「ジャポンのテレビ局も取材にきたわよ~」とお姉さん。
砕いた氷の上にメープルシロップをたらして棒でくるくるっとアメにします。

子供たちが大騒ぎで食べていたら、たちまち通行人が寄ってきて次々売れていました。

町からセントローレンス川を挟んだ向こう岸を狙って、昔のまま大砲がありました。
歴史がある街です。

はじめにこの辺り一帯に入植したフランス人は後からきたイギリス軍との戦いに敗れます。
その後もずっと独立をめざして200年以上。
車のナンバーにはフランス語でJe me souviens、英語でのI rememberというあいまいな意味あいのことが書かれています。
素敵な意味での「思い出すわ~」なのか、「忘れるもんか」なのか・・・



旧市街地を歩いていると素敵なドアが目に付きます。上の写真は右手に小さなドアも。

駐車されている車でヨーロッパじゃないな、というのがわかりますか。

アンティーク好きな皆様、このあたりの骨董市なんて行ったら面白そうだと思いませんか。


ストリートパフォーマーの犬。
腕時計をはめてタバコの吸殻を持たされています。

以前は他の州のように二ヶ国語だったケベック州。
州内の公共の表示はすべてフランス語だけにするという法律になり、それ以来道路の標識も案内板も駐車場内の「入り口」「出口」も料金表も、インフォメーションセンターの看板もフランス語だけです。
ケベック州から出て行った企業も多く、空きオフィスも目立ちます。
インフォメーションセンターにおいてあるパンフレットには州都ではなく「首都ケベック」と書いてありました。

観光客にはとても親切です、ケベックシティは素敵な町でした。


1 件のコメント:

  1. 景色はいいから、食べ物をもっと載せてよ~と言いたいが・・・
    あまり、美味しそうじゃないね。
    フレンチフライには、トマトケチャップのが私の好み!!
    次回はドデカいロブスターのテルミドールでも載せてくれるのかしらね!?

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