2011年3月29日火曜日

もう四月

四月になりました。

連日報道される日本を襲った未曾有の大災害。
3月11日を境にいろんなことが変わってしまいました。

もうすぐ、トロントを後にします。




2011年3月27日日曜日

甘いもの


これはある日散歩の途中で寄ったカフェのケーキ。

あまりの存在感に手を出せませんでした。
でも食べておけば良かったなと、今は後悔です。

おいしそうなマカロン。

そしてシナボンのシナモンロール。
とろっとかかったアイシングが意外にしつこくなく、あっという間に一つ食べられます。

疲れたとき、甘いものって本当に効きます。



2011年3月24日木曜日

シュガーブッシュ

メープルシロップフェスティバルはサトウカエデの林、シュガーブッシュで行われています。


前の晩が寒くて次の日が暖かいと、その日は樹液がたくさん出るそうです。
木々の芽が出始めると樹液は出なくなるので、春がメイプルシロップの収穫時季です。

バケツ1個分のメイプルシロップを作るには、バケツ40個分の樹液が必要です。

この日はとても暖かくて前の晩は寒かったので、樹液はどんどんたまりバケツは一杯。
水のような樹液。

昔の方法はこんな風に大鍋で4~6時間煮詰めます。

それより前は切り倒した木の幹をくり貫き、その中に樹液を入れて、熱々に熱した石を入れます。
それをなんども繰り返し水分を蒸発させていき樹液を濃縮させていったそうです。


その場で採れたて、作りたてのメイプルシロップを味見。
風味がとても強くて美味。

シロップには色の濃さで
エキストラライト、
ライト、
ミディアム、
アンバーなど4種類ほどあります。

どのシロップも糖分は66%で甘さに変わりはないそうです。
それよりも糖分が高くなると液体が結晶化しはじめてしまうそうなので、きっかり66%ということです。

色の違いはそのときどきの樹液に含まれるミネラルによるもので、色の濃いアンバーやダークほど風味も強く料理にむいているそうです。


バケツに樹液をためて収穫したのは一昔前までで、今では幹に刺したプラスティックのチューブで樹液を直接シュガーシャックと呼ばれる小屋へ送り煮詰められます。

もう、春です。

2011年3月11日金曜日

地震

今朝、義弟からの地震のニュースで起こされました。

テレビのニュースでは日本でマグニチュード8.9の地震が起こって津波が発生し、その津波にのまれる畑のシーンや大量の車やコンテナが流されるシーンが繰り返し映りますが、どこの映像なのか地名がわかりません。

日本に電話がつながらず、緊急用ダイヤルに・・・というメッセージが流れますが、海外からはつながらず途方にくれます。

どんな規模なのかを知ろうと長男がインターネットで情報を探します。

ようやく状況が見えてきた頃、日本に電話がつながりました。
千葉県の北部、成田空港に近い実家では驚いた両親が外に飛び出すと停めてある車がグラグラ揺れていたそうです。
家の中に戻るとテレビが床に落ち、食器棚の中の食器が割れ、和箪笥が開いていたそうです。

幸い水も電気も大丈夫とのことですが、今までにない経験だと言いながら、余震が恐いと言っていました。

学校は下校時間前だったと思います。
電車も止まり、都内で勤務中だった人たちは職場に留まるようにとのことで帰宅できない友人達が心配です。

日本では真夜中になりました。
トロントは午前10時です。
テレビでは繰返し日本での地震のニュースが流れています。
ハワイに津波が到達し、北米西海岸にもじきに津波が到達予定と繰り返されています。