2010年8月8日日曜日

大西洋~


時間変更線を超えて1時間時計をすすめ、夜7時過ぎにモンクトン到着。
2件目にトライしたMotel 6にようやく1部屋とれてチェックイン。
5人で2つのベッド。
でもPEIまであと160km、苦になりません~

モンクトンの町から近いBay of Fundyはその地形のため潮の干満の差が7メートルにもなるということで有名な湾です。
朝7時と夜7時に満潮になるということでしたが、翌朝起きられずまずはマグネティックヒルへ。
昔農夫にはそこに妙な坂道があると知られていましたが、今ではテーマパーク内の一部となり保存されているというもので・・・
その坂道体験料$5。

なんてことない坂道を途中にある白い棒まで普通に「下って」行き、一度止まった後今度はギアをニュートラルに入れてみます。
するとバックの状態で今来た道をぐんぐん「上り」はじめました。
あれ?という間の距離で、子供たちも???とはてなが三つ。
私の?も合わせて四つ。
係りのお姉さんにお願いしてもう一回!$5も払ったんだからネ・・・
順番待ちの車の列にもう一度加わり。
今度は私が運転手になり「体験」してみます。
途中でブレーキは踏んじゃダメよと説明されましたが、結構な勢いでバックしていくので子供達とキャアキャアうるさく、横の溝に突っ込みそうになったりフラフラとバックして行き係りのお姉さんたちを轢いちゃいけないとブレーキをふんでしまいました。
そうすると、一番てっぺんまでは戻れずにギアをRにいれて。
その後他の車が行くのを観察してましたが、私よりもひどくフラフラとバックで「上って」くる車を見て笑って終わりでした。
長男がここの磁場が強くて時計が壊れちゃうんじゃない?とか、次男は車が地面の下の磁石で引っ張られてるんだよとか、看板もテーマパークの案内板も街灯もUの字の磁石型のシンボルマークだったからね。でも実は磁石とはなんの関係もないことで・・・

さっさと次の目的地に向かうことに。
満潮時をむかえてから数時間経っていたけど、近くの川へ行ってみます。
水はかなり引いていましたが、川は砂地ではなく赤っぽい泥のドロドロさに少々驚き、赤い土!?とプリンスエドワードアイランドが近いことを感じます。

ようやく約13kmの橋~、コンフェデレーションブリッジに到着~
皆で「大西洋だ~」と叫びます。
そしてこの向こうにはアンが待っています。

この橋♪行きはヨイヨイ、帰りは~♪で、島を出る際に通行料$42ほどかかります。


橋を渡りきった後またまた延々とこのような景色を見ながら州都、シャーロットタウンまで向かいます。
プリンスエドワードアイランドPEIはカナダで一番小さな州ですが、見る限りとうもろこし、麦、そして有名なじゃがいも畑がどこまでも続きアルパカ、放牧されている牛も多く見、そしてシーフード。
冬は厳しそうですが、豊かな島という感じがします。


ムギムギ

大西洋の海~!と子供達ははしゃいで海にむかいますが、今日は風が強く波があるため遊泳禁止。
それでも水際で遊びます。
ライフガードの人たちは頭から足の先までカバー、長袖長ズボンに靴下姿、で水辺を見守ります。

そして赤毛のアンの家。
実はアンの話をよくしらない私達。
子供達には赤毛を三つ編みにした女の子の物語よと説明しましたが、
じゃあなんで家があるの? ・・・
スタッフの人に聞きました。
作者のモンゴメリはいとこの家とその家族をモデルにしてこの話を思いついたということです。
そしてこの家がそのいとこの住んでいた家。



見た目より大きな家で、どの部屋が「アンの部屋」かはよくわからず・・・
各部屋に置いてある水差しと洗面器に目がいきます。
今に比べれば不便な生活だったのでしょうが、とても可愛らしい陶器。
そういえば、お風呂ってこういった昔の家にはないですね。

そして母屋より大~きな納屋。

アンの家からそう遠くないところにNorth Rusticoという小さな漁村があります。
景色を見ようと車を停めたところに、Skipper's Cafe という小さなレストランがありました。
「船長のカフェ」というんだし、すぐ近くにはロブスター漁のカゴが山積みされています。
観光客用の気取ったレストランみたいでもないし、ここで晩ごはんです。

大正解~。
シンプルにゆでたロブスターを塩気の強い溶かしバターに付けて・・・おいしい~
私が「PEIに行ったらロブスターを食べるんだ~」とずっと楽しみにしていたのを知っている子供達。
私が少々強引に一口ずつロブスターをあげたら、3人共「ロブスターっておいしいんだね~」と。
そっか、食べたことがなかったのネ・・・
失礼~


暑い日本の夏をお過ごしの皆様
暑中お見舞い申し上げます
チーズ&ハムサンドのピクニックランチはもう嫌だ~
という子供達ですが、あちこち見て回れるのが贅沢なことよ!と
諭しつつ、旅を続けています
どうか少しでもこの風が皆様にも届きますように!

2010年8月7日土曜日

620km

素敵なケベックシティを出て一路プリンスエドワードアイランドPEIを目指します。

こんなところをずーっと走ります。
ケベック州からニューブランズウィック州に入り、まだまだずっととうもろこし畑です。
ケベックを出るときに満タンにしたガソリンがなくなってきたので、次のスタンドで・・・
ところがなかなか次のスタンドがありません。
次のスタンド20Km先なんて看板があったりして・・・

ようやくスタンドがあり、ここまで620km走りました。
そこからまた90分ほど行ってようやくモンクトンの町。PEIの手前モンクトンで一泊することにしました。
次の日はあのマグネティック・ヒルです。
(知る人は知る、坂道を逆に進んでしまうらしい不思議な現象の・・・)

2010年8月4日水曜日

ボンジュール!

ケベックに到着です。
モントリオールより古いケベック・シティ。
私のフランス語もボンジュール!メルシー!だけ板につき、その一言を発したとたん早口のフランス語で切り返されてあせるようになりました。

まずは、シャトーフォンテナックホテル 1893年開業だそうです。

旧市街地の丘の上から見た景色。屋根がすてきだったのでー。

ノートルダム聖堂
ケベックで一番古い家がフレンチカナディアン料理のレストラン。30年ほど前に夫が家族で来たそうです。
そのころも今も経営は同じ家族で行ってきているとのこと。
レストランでもお店でも移り変わりが早い中、がんばっているのだと思いました。

そのレストランで、ケベックの名物料理といえばこのPoutine。
そんな由緒ある建物で初めてのプーティン。
フレンチフライにグレービーソースがかかり、チーズがゴロゴロとかたまりでのってます。
意外にしつこくないグレービーソースで・・・食べ物のレポートがうまくできません~。

これはおいしい!
「ジャポンのテレビ局も取材にきたわよ~」とお姉さん。
砕いた氷の上にメープルシロップをたらして棒でくるくるっとアメにします。

子供たちが大騒ぎで食べていたら、たちまち通行人が寄ってきて次々売れていました。

町からセントローレンス川を挟んだ向こう岸を狙って、昔のまま大砲がありました。
歴史がある街です。

はじめにこの辺り一帯に入植したフランス人は後からきたイギリス軍との戦いに敗れます。
その後もずっと独立をめざして200年以上。
車のナンバーにはフランス語でJe me souviens、英語でのI rememberというあいまいな意味あいのことが書かれています。
素敵な意味での「思い出すわ~」なのか、「忘れるもんか」なのか・・・



旧市街地を歩いていると素敵なドアが目に付きます。上の写真は右手に小さなドアも。

駐車されている車でヨーロッパじゃないな、というのがわかりますか。

アンティーク好きな皆様、このあたりの骨董市なんて行ったら面白そうだと思いませんか。


ストリートパフォーマーの犬。
腕時計をはめてタバコの吸殻を持たされています。

以前は他の州のように二ヶ国語だったケベック州。
州内の公共の表示はすべてフランス語だけにするという法律になり、それ以来道路の標識も案内板も駐車場内の「入り口」「出口」も料金表も、インフォメーションセンターの看板もフランス語だけです。
ケベック州から出て行った企業も多く、空きオフィスも目立ちます。
インフォメーションセンターにおいてあるパンフレットには州都ではなく「首都ケベック」と書いてありました。

観光客にはとても親切です、ケベックシティは素敵な町でした。


2010年8月3日火曜日

モントリオール

オタワ川にかかる橋を渡るとケベック州に入ります。
道路標識がフランス語表記だけになりました。
ここからモントリオールに向かいます。
周りを見ると店の名前も会社名もフランス語だけです。
あわてて東西南北だけでもフランス語を覚えないと、助手席の私はナビゲーションできません。
いつものように地図を見て目的地に向かおうにも、通り名もフランス名なので適当な発音で言いますが運転している夫が理解できるのが面白いです。

途中立ち寄ったレストランのトイレの中。
片言の英語も通じたけど、初めての「メルシー!」

まずは、1976年のモントリオールオリンピックスタジアム。
コマネチが体操で金メダルをとったあのオリンピックです。
今でもコンサートなどに使われているようですが、寂しい感じ・・・



つららに注意のサイン。
そのつららに注意とかいてあったのがノートルダム聖堂。
セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたそうです。

こんな素敵なアパート、住んでみたい。
カフェやビストロが立ち並び観光客でにぎわいます。
ヨーロッパの街並みを感じさせるのは石造りの建物がなんとなく、カーブして建っているあたりでしょうか。
そして石畳の上を歩くのもいい気分です。
フランス語ばかりで、カナダ国内にいながら別の国に来たみたい。

2010年8月1日日曜日

オタワ


何回も子供たちに説明したカナダの首都オタワ。
トロントとモントリオールのどちらに首都を決めても不満が出るので、どちらよりも小さくてその間に位置したオタワに決めたという・・・
夜9時半から音楽とライトのショーがあるというので早速行ってみました。
国会議事堂の建物をスクリーンにしてカナダの自然、歴史などを映し出していました。


次の日は衛兵の交代式を見物。
たっぷり時間をかけて交代。一糸乱れず行進して・・・少し前までは本物の軍隊が行っていたようですが、今は雇われた役者達だとか。


「どうしても、顔に見えちゃう~」と次男。
通りの向こうに見えたのがアメリカ大使館。
上に飛び出てあるのはヘリポートで、有事の際には要人達はあそこからヘリで脱出だそうです。

素敵なカフェも並ぶ、ByWard Market


そしてやっぱりオバマ大統領。
就任後初の外交でオタワを訪れた際に自分の娘たちへのお土産探しで立ち寄ったのが上の店。

オバマ大統領が代金を支払おうとしたら、店主が「これは娘さんたちにです、あなたにじゃありませんから」って代金を受け取らなかったそうです。
私たちはもちろん自腹です。おいしかった。

以前はなんて呼ばれていたのか、今では「オバマクッキー」


そしてもう一つ、どんなものか知りたかったのが「ビーバーテイル」
その名もビーバーのしっぽっていうから、ハンバーグか何か・・・
と思ったら、

平たい揚げパンみたいなもの。
シナモンとグラニュー糖がかかっているのがいちばん普通のもので、その上に白い砂糖がけやチョコがけやガーリックチーズもあった。
形がビーバーのしっぽなんだな。

文明博物館の中にはカナダの歴史が展示されていて、漁村が再現された展示のなかに、鯉のぼり発見。

その博物館になつかしいものが展示されていました。
バンクーバーでよく見た、ブリティッシュコロンビア州の方のファーストネイションズ(ネイティブインディアンとかの呼び方はもうしないそうです)のトーテムポールや彫刻です。
トロントではほとんど見かけません。


そしてこれがRideau Canal リドー運河
冬にはここが凍って通勤に使われたり、スケートをしにやってくる人たちでいっぱいになるそうです。
日本を発つ前に何人かの友人が教えてくれたところを実際に見られてうれしかった!
世界一長いスケートリンクでギネスにも載ってるそうですねー。

Le Chateau Laurier シャトーローリエ。
調度品を本国イギリスから取り寄せてこのホテルを完成させようとしていたのが1912年。
ところがその品々が届くことはなく、完成は2年後の1914年。
このホテルを飾るはずだった数々の調度品は、今でも大西洋の底にタイタニックと共に眠っているそうです。